「レトロエクスプレス4号」という幻に乗って

 自分の人生の大きな転換点であった、ある雑誌との揉め事。
当時、気分だけでなく本当に若造であった自分は何も対処の仕方を知らず、
横浜は関内の弁護士を尋ねることになりました。色々なものがなくなりました。

 なぜ、揉めることになったのか。
それは日本という国がエミュレータの後進国であるという
別のライターの主張がどうにも許せなかったからです。
私は知っていた。この国にも技術力のある人たちがたくさんいた事を。
少なくともそれを主張したかった。ただしたかったのです。
ただ、これは同時に「頼まれたことをする」というプロのライターとしては要らないものでした。
転び方もなにも知らない、どうにもこうにも幼い自分が居た、としか言いようがありません。

 それ以来、その雑誌はたまに本屋で内容を確認すれど、買うことはなくなりました。
最後に買ったのは私が応援している人の名前が以前、裏表紙に乗ったときだけでした。
その裏表紙はイベントの告知でした。
自分がその雑誌に最後に書いてから、16年ぐらいは過ぎたと思います。
その雑誌は来月休刊するという話を聞きました。

 レトロエクスプレス4号というイベントでは、特に名乗りはしないものの、
技術力のある人達がたくさん居ました。その中にはエミュレータの開発技術がある人達も…。
昔の、当時の、幼い自分が主張したかったことがそこにはあったのです。

 そのような素晴らしい人達と一日を共にできたというのはきっと幻だったに違いありません。
イベントに参加するというのは大変なことだと思います。
でも、また、そのような幻に包まれる機会があればと願ってしまう自分が居ました。

「レトロエクスプレス4号」に参加された皆様、お疲れ様でした。

2017/05/06
ぼうきち
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FM音源基板と周辺基板一覧 / NBV4 ・ AYB02 ・ AYC02など

 自分の音源基板の基本コンセプトとしては、なかなかレトロPCの実機を持てなくなりつつある現代でも、
その思い出の一部である音楽をよりリアル、そしてコンパクトに再現して
楽しめたらよいな、というところがあり、設計しています。身内のみのものとして考えていましたが、
現在では一部で頒布させていただいております。
 とはいいつつも、自分のものは部品集めや組み立てをしてもらう必要があり、
なかなか難しいものではありますので、電子工作のひとつとして楽しんでいただければ幸いです。

■OPM系

ブレッドボード


動画
 OPM+DACが海外通販で入手できるようになったところから始まっています。
当時、OPM(YM2151)のリファレンスとなる回路図は少なくて、
特にDACより後のアナログ出力部分が、よくある回路図も+-12Vのオペアンプによる設計があって、
5Vで完結させるために作りました。

NRT-BOARD


未発表
 基板が作れるらしいというところから、ひとまとめにしたものを作りました。
5V→3.3Vレベル変換にトランジスタを使用していて、ブレッドボード上では
なんとか動作するこの方法ですが、信号が鈍るので高速なデータの
やり取りができませんでした。

NBV2


読者プレゼント
 1枚基板でどこまでできるかを目指したもので、
結局使いませんでしたが、USB接続が可能なPICマイコンを載せるための部分がありました。
基板の作り方の連載のときに作成した基板でもあります。
9VDC入力(ファミコン電源)で7805を内蔵するなどしています。
欠点としては触りやすいところに7805があったので、
ヒートシンクが邪魔、そして放熱で熱かった。
万能基板上で作成したスタンドアロンでの再生基板と共に、
レトロエクスプレス2号でちょこっと展示させてもらいました。
また、I/Oの連載での読者プレゼントにも。
 欠点としては、サンプリングホールド用のコンデンサがなかったというところ、
また、出力信号が反転したままになっていたはずです。

NBV3


オークション頒布
 コントロール基板とセットで使うとスタンドアロンで再生できるという作品です。
NRTDRVをaslplay(元nezplay)を使うことで得られるログデータをSDカードから再生できます。
5VDC入力(標準的なセンタープラス)になりました。NBV2の欠点を修正しましたが、
電源ノイズがオペアンプに多く乗るという欠点があります。
改善方法を見つけたので回路の改造方法も公開しました。

NBV4


MI68/家電のケンちゃん頒布
 hex125さんから頒布しませんか、という温かいお言葉から生まれたのがNBV4です。
(NBV3が在庫切れだったので…)
NBV3のノイズ対策改造を基板に反映させたものです。
また、家電のケンちゃんでも頒布させていただいております。
NBV4には細かいリビジョンがありますが、性能には関係のない部分、基板配置や線幅、パッド幅、
作りやすさといった部分を皆さんからのフィードバックで修正しています。
ただ一度、rev1でX1のFM音源ボードの一部回路を取り入れました。
音の違いに気がつく人は気がつくのでしょうか。

■OPLL系

AYB01


MI68頒布
 Square Sounds Tokyo 2014でなるとさんとあやちょさんが出演したとき、
VJさんがMSXの画像を出しましたが、音源ボードとしてはOPLLがなかったというところから、
ファングッズとして作成したボードです。
一部を変更しないと音がならない、また、ノイズが乗るという欠点がありました。

AYB02


家電のケンちゃん頒布
 AYB01のノイズが乗るという部分を改善したバージョンです。
変更点はバスインターフェースをNBV4と互換にしたこと、
シルクとして描き下ろしイラストが搭載されていること、
初めてのマイクロUSBコネクタの電源を利用しています。

■コントロールボード系

NBCTRLV1


オークション頒布作品
 NBV3と同時に出たスタンドアロン再生用のコントロール基板です。
万能基板をほぼそのまま基板にしました。LPC1114という
安価なマイコンを使っています。特殊な電圧をかけたりせず、
普通のシリアルからプログラミングができるマイコンなので、マイコンへの
プログラミング機能がそのまま搭載できました。

AYC01


MI68頒布
 AYB01とセットとなるコントロールボード。ファン作品です。
AYB01と同じく黄色の基板です。あやちょさんのツイッターアイコンを流用しています。
何気に人気が高いのかも?実はマイコンのSPIモードにも対応しているのですが、
あまり速くはなりませんでした。

AYC02


家電のケンちゃん頒布
 AYC01の在庫切れにより変更。変更点はバックライト付きの液晶に対応したこと、
イラストを描き下ろしのものに変更したところです。
ファームウェアは共通だったりします。
回路が間違っていたので封印されましたが、幻のバスインターフェース対応がありました。

■自作以外の周辺基板

NBV4 to SPFM Light converter


餓死3(gasshi)さん作 / 家電のケンちゃんなどで頒布
SPFM Lightを接続できるインターフェース基板です。
NBV4とAYB02をSPFM Lightを通じてSCCIというインターフェースが利用可能になります。
mmldrvなど、SCCI対応ソフトウェアから利用可能になります。

NBV4-232R


ゆいさん作 / レトロエクスプレス4号で頒布
秋月電子のFT-232RQ USBシリアル変換モジュールをNBV4やAYB02に接続できる基板です。
現在のところ、NRTDRVのNRDファイルが再生できます。他は使い方次第…?

■まとめ
 自作のものの場合、基本的に家電のケンちゃんやイベントなどで頒布されているのは
特に明記されていない場合、最新版になります。(色違い版もあります)
それぞれ最新版では機能面や作りやすさで改善を行っています。

AWAYへの思いを綴る

 忙しかった12月、初めてお話を聴いた時、ワーカーホリック気味で
調子も良くない中、お断りしようかと悩んでいました。
そのことを率直に打ち明けると、締め切りを伸ばすよう先方に交渉するという返事が来ました。
それなら自分が具合が悪くなる前にと、本来は曲先のはずでしたが、楽曲の完成を待たずに歌詞を書き始め、
いくつかの資料と複数回のやり取りで書き上げました。
以前から、あやちょさんとなるとさんのチップチューン以外のオリジナル楽曲が
より多くの人に認められるように、というのは自分の願いでもありましたが、
今回の作品で自分も認められたようで、本当に嬉しかったです。
 後から知りましたが、先方は「AI Bomb on vocal」などを聴いて依頼をしてくれたようです。
そういった作品にも関われてよかったなと改めて思いました。
 2017年の1月に、環境が大きく変わり、今までのような作品が書けるかはわかりませんが、
例え、これが最後の作品であっても良いと思える出来のものだと思っています。


■内容に関して
 今回は先方よりキーワードをいただけたので、英語で遊ぶという「AI Bomb on vocal」を
進化させることができました。また、古き良き日本のマンガへの先方の本気のオマージュとリスペクトを感じ取って、
それを少し作品に反映させられたかな、と思います。
歌詞としては抜けの良いサビ、そして繰り返し。ゲームをプレイしていると最初は弱くても繰り返すことによって
進んでいけるということが少しでも表現できたかなと思います。

■ゲームに関して
http://gematsu.com/2017/03/next-penelope-creator-announces-anime-inspired-away-ps4-xbox-one-switch-pc
ここによると、AWAY: Journey to the UnexpectedはPCやMac、PS4、Xbox One、Switchなどでのリリースが予定されています。
他のページでは、
http://www.playdius-ent.com/away.html
PC向けは(Mac向けも?)Steamのようです。

ゆいさんによるAYC02 マイクロSDコネクタ(表面実装部品)はんだ付け関連ツイート

■4MHz
そういえば、秋月さんのYMZ294には4MHzの水晶発振器(OSC)がついてくるという事を書いていませんでした、すみません(^_^;)




■表面実装部品のはんだ方法
 自分が最初に手を出した時は、丁寧に解説してくれるサイトがなくて、
自己流でした。今もですけどw 
なので、ここまでノウハウが詰まったツイートはなかなか無いと思います。

























「Modulation to Move the Mind」!

一昨年の年末ぐらい?に歌詞を書かせていただきました!

歌詞を最初に書かせていただいたので、出来上がった曲を聴いた時に初めてこういったミドルテンポの曲なんだなあとw

曲や歌はやっぱりすごくて、
「低速域でのあやちょさんのトルクを感じてください」
というフレーズを1年前ぐらいに考えましたのでここに置いておきますw

詳しくはあやちょどっとこむのページからどうぞ!
http://ayacho.com/works/#soundshock3

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